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興教大師の生誕の地です

誕生院(あるいは誕生寺)というと宗祖などの誕生した跡地に建てられたお寺というイメージが有りますが、ここは真言宗中興で新義真言宗の祖である興教大師の生誕の地です。現在の寺院は20世紀初頭に再建された建物です。駐車場も有るので車でも行き易いですよ。

広く知られたいお寺

本堂内に入ると「SNSで拡散歓迎」的な文字が目に飛び込んできて、少々びっくりしましたが、多くの人に知ってもらいたいということなのでしょう。覚鑁上人の背後に不動明王が鎮座しているという形態もびっくり。お寺の方はとてもフレンドリーで、覚鑁上人とお寺を世の中の人に多く知ってもらいたいんだなと思われるお寺でした。

ステキな住職

新義真言宗の大本山で、御本尊は錐鑽身代不動明王です。大難は小難へ、小難は滅消へと導く御利益があると言われています。 一見、拝観しづらい印象を受けますが、ご住職がとても気さくで親切な方で、どんな人でも笑顔で受け入れてくれます。堂内をわかりやすく説明してくださり、思いがけず充実した時間を過ごせました。 拝観料はなく、無料駐車場を完備しています。

もう少し庭の掃除を！

7月中旬久留米からの観光客として立ち寄りました。単なる真言宗ではなく新義真言宗という聞き慣れない名称に興味津々。境内の観光案内によれば、真言宗の復興に尽力した興教大師（覚鑁聖人）の誕生地とか。ナルホド！　金堂はなかなか見応えがありましたが、観光客としての感想は「もう少し庭の掃除を！」。

新義真言宗の本山です。

この寺は15世紀初めに足利義満によって建てられた寺院です。真言宗の中興に活躍した興教大師の誕生の地にたてられ今に至っています。この寺は鹿嶋市内と鹿島浜宿の中間あたりにあります。歴史を感じます。不動明王を祀っています。