Hiroshima Railway Imafuku Line

地元の方々の保存に対する熱意が最大の魅力

子どもの頃、三段峡から先、浜田まで鉄道が計画されていて実際工事もある程度されていたと父から聞いたことがあった。いつかは訪ねてみたいと思っていた。 ネットで検索してみると、様々に紹介されており浜田市のホームページでも取り上げられており、これを新たな観光資源として活用しようとする意図が感じられる。 実際に訪れてみると、計画線上に点々と橋梁やトンネルが残っており、結局、下府駅から今福橋梁まで辿ってし...

意外に多くの施設が残っている。

　かなり前から一度は訪ねてみたいと思っていた鉄道遺産です。険しい山の中を橋やトンネルで抜けようとした跡が分かります。今でも、多くの橋やトンネルが、当時そのままの様子で残っているのにとても驚きました。それぞれの橋脚跡やトンネル跡には説明板があり、観光資源としても整備されていました。

廃線跡

広浜鉄道、という線路が、かつてはここにあったそうです。今では、面影はほとんどありませんが、ローカル線の廃線は好きなので、すこし沿線を散歩しながら、往時の姿を思い浮かべたりしました。

トンネル内にはコウモリが！

浜田から広島空港に帰る途中にＪＲ下府駅から浜田自動車道の金城ＰＡ（スマート） までを今福線の遺構を楽しみました。橋脚やトンネルあとなどがそのまま残されています。コンクリートの四連橋を渡りトンネルに入ると天井にはコウモリも・・・！

陰陽連絡線の夢と面影

廃線マニアには有名かもしれませんが、かなり建設の進んだトンネルや高架、築堤、橋などが至るところに残され、陰陽連絡線の夢と面影が色濃く今も残されています。浜田の市街地から少し山間部に入った川沿いなどに散らばり、その周囲の里山の原風景と合わせて、痕跡を追うドライブは楽しいと思います。